涼宮ハルヒの分裂【読了】
うぅぅぅぅむ…。続きかぁ。
情報を仕入れていないので（今回は珍しく事前情報得ていましたが）
続かれるといつ出るのか気になってﾋﾞｸﾋﾞｸしちゃいますねぇ。
しかし、内容は…
うん。分裂したね！
以下ﾈﾀﾊﾞﾚ？含みます。
キョンの一人称ですのでそのせいかもしれませんが、佐々木組のメンツが出てきたときにものすごい不快感を感じてしまった。
いや、佐々木は 萌えないけど 悪いキャラだとは思わなかったんだが。
ただ聡いのをアピールするのには、キョンの苗字を当てただけで十分で0.02秒の記述は大変余計だったのではないかと。
せめて「気持ち程度だが反応が遅れている」程度にはならなかったのか…
ラノベ的表現なんでしょうか？ これではただの劣化版長門*1であって、偽ハルヒではなくなっちゃうじゃないかと思うんですが。
作者の意図するところとしては聡い子なんだよ頭の回転が速くてキョンを挟んでハルヒの対なんだよみたいな感じなのかもしれませんが、
本当にこの数字ひとつだけで、ただちょっと聡いかもしれないけれどそれをﾜｻﾞﾜｻﾞ（しかも友人に）顕示するｲﾀｲ子にしか見えなくなりましたな。
そのあとの「知的な」会話とやらも、もう自分の知っていることを知らない友人をｺﾊﾞｶにしながら自分の知識をひけらかしている子に。
しかも聡いから0.02秒の遅れを数値化して表現できるって言うのはどうなんだそれは。（ハルヒ的能力を持つ「べきだった」一般人ではなくなるでしょう）
と、いうわけで佐々木軍はどうも苦手だと思いました。
あとは古泉と対なす橘京子も。
閉鎖空間はそもそも古泉（機関）説で言わせれば、
ハルヒの「現実で適わないことのフラストレーションの発散」の場なのであって、だったら特に不満も無いのだそうな（不満も無いとは本人談ですが、閉鎖空間が事実佐々木のものであるなら確かに安定はしているのでしょう）佐々木自体が閉鎖空間を持っているのもおかしな話だし。
まぁ、古泉（機関）の閉鎖空間の認識が間違っていたのかもしれない訳ですが。
うぅむ。今の所破綻しているわけではないのですが、なんか引っ掛かりを覚えたのでした。
