BL本を購入していた図書館に市民からの声。

http://www.city.sakai.osaka.jp/city/info/_shimin/data/5374.html

現在、北図書館・南図書館・西図書館・中図書館という堺市の4つの大きな図書館において、一般に「BL(ボーイズラブ)」と称される少女向け男性同性愛の本が大量に開架されています。男性同士の性愛行為の描写まであり、しかも、そのような内容が一般に少女向けの本であることには驚きを隠せません。本の表紙は表も裏もともに「男性同士が抱き合っている・キスをしている」などの絵であり、多くの一般市民が利用する公共の施設に、このような破廉恥な表紙の本を一般図書と同じ書棚に並べて大量開架するとは、セクハラ以外のなにものでもなく、子どもに対する影響を心配する親のことをまったく考えていないという他ありません。
 また、限られた予算の中において、図書館としては他に買い揃えるべき有益な本が他にもたくさんあります。「表現の自由」ということもありますが、だからといって文化・教養の場である図書館にこのような本を置くこと、子どもに悪影響をを与えかねない本を市民の血税により大量購入し、公共の場である図書館に開架することを正当化できるのでしょうか。
 今後はこのような本を大量に購入する前に、文化・教養の場である図書館に有用な図書を購入していただきたいと思います。市民が汗水流して働いて収めた税金です。その税金でどのような本を買えばよいのか、常識的に考えていただきたいのです。
(後略)


確かに言葉は悪い(血税だとかセクハラだとか)けどもさ。
ブクマでも付けましたが(私の頃はBLという言葉は「特殊な趣味持ってるアテクシ格好良い!」な腐の中でも一番イタイ部類の子しか使ってなかったのでものすごく気持ち悪いものを感じるので言い換えますが)801趣味ってのは、もともと特殊な趣味なんですよ。
そりゃね、確かに学生の頃はお金も無かったし図書館の蔵書はありがたかったよ?
リクエスト入れればかなり答えてくれるし。
すでにその頃、幾つかの出版社が801のノベルズや文庫を出してはいましたが、さすがにそれはリクエストしなかったです。出来ないでしょ…。隠れて楽しむものでしたからね。大々的に出すのはイタイ子ちゃんのみだったんですよ。(自分がイタく無かったかとは別の話でね…。そりゃ痛かったさ…)
確かにほんのり801風味wな本はリクエスト掛けましたがっ。一応ジャンル的にはヤングアダルトに入るものよりは、普通に文学棚や児童書棚に入るものだったです。それを友達と読んでニヤニヤするのは楽しかった。
でもさー。801を直で出してるのは置いておくものじゃないと思うんだよね。
特にラノベと同じ扱いなら棚はヤングアダルトで、ヤングアダルトは入り口に近い目立つ場所にあることが多いと思う。入ってババーンとホモエロが並んでたら・・・。普通の人ならドン引きすると思います。
最悪、あっても本当に隔離が妥当なんじゃないだろうかと。
この「市民」としては至極全うな意見だと。何も知らない子供や逆に同性愛的なものに嫌悪感を持つ(そして、実際の同性愛者の方にも801には嫌悪感を持つ人もいる)人の目にも触れる事を考えたら、それはこの「市民」さんは間違ってないと思う。 



それとも、私の知らない間にここまで801は広がっているのですかね?
確かに本屋の801の棚は広がったし、今話題の801ちゃんだのなんだので認知度は高くはなっていますが、正直801ちゃんも私気持ち悪くてね…。


あんまりこういうことで問題視されると男性向けのピンクで肌色な表紙のマンガたちのように別棚隔離や買うときに年齢確認が求められるようになっていってしまうと思うんだけど、それはそのリクエストした人(であろう少女たち)の意図するところとは一番かけ離れた方向へ向かっていくと思うのです。
もともと、あれだけ過激な性描写が男性向けではNGで、女性向けではOKになっている理由自体が女性人権団体様たちの頑張り(嫌味的な意味で)によって規制がかかってないだけであるのに、たかだか5百円から千円程度の本を自分で買わない為に図書館に無尽蔵にリクエスト掛けて図書館の前面に並べてテラウフフって気持ち悪くてしょうがない。(館員がテラウフフしてたのかも知れないけど。おそらくわざわざリクエストもないのにこれだけの量を揃えはしないでしょうよ)